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使い方
ご挨拶
難しいことは言わないで、自然の作った造形美を楽しんでほしい。「代表的甲虫400選」で網羅的に眺めるのが一番。昔馴染んだ有名な科名から探して見るのは次。 特に、小さな種ほど驚くべき形態をしていることが多い。そして、そのような形態に至ったことには、それなりの必然性があることがほとんどである。 昆虫採集を自然破壊だと非難する意見がある。鳥は一日に1000以上の昆虫を食べる。年間40万、40年だと1600万もの昆虫が一羽の鳥の食料として消えている。一羽の小鳥の昆虫採集能力は昆虫少年1000人分なのである。そんな大食漢の小鳥を食べ続けなければならないのが鷲や鷹などの猛禽類である。この計算でいけば、食物連鎖の観点から見れば、一羽の鷲は昆虫少年何十万人に匹敵するのである。このように、鳥についてはウオッチングでないと生態系が壊れるが、昆虫の場合、少年の採集ぐらいではびくともしない。むしろ、沼地の埋め立て、道路の開通・舗装、環境整備と称する除草などで昆虫は生きる環境を根こそぎ失っていることのほうを気にすべきなのである。 昆虫に触り死に至らしめることは無為な殺戮ともいえるが、生命の儚さと大切さを体得させることも事実である。「昆虫少年」に戻ってほしい。平安時代「虫愛でる姫君」がいた日本である。性別は問わない。昆虫に関心をもつことは、「自然の一コマとしての人間」を自覚させる。「自然を征服したのが人間」というような傲慢さを薄くさせ、ひいては人類滅亡のリスクを低下させるのだと思っている。
代表的な科から選択
ハンミョウ科
オサムシ科
ゲンゴロウ科
ミズスマシ科
ガムシ科
エンマムシ科
シデムシ科
ハネカクシ科
クワガタムシ科
センチコガネ科
コガネムシ科
タマムシ科
コメツキムシ科
ホタル科
ジョウカイボン科
テントウムシ科
ゴミムシダマシ科
カミキリムシ科
ハムシ科
オトシブミ科
ホソクチゾウムシ科
ゾウムシ科
オサゾウムシ科